水谷工業 株式会社 代表取締役 近藤健一郎 様

 

「高校生のみなさんへ」 

 

 福島県全体が若い力を必要としています。

 

 弊社が営んでいる建設業におきましては特に高齢化が進んでいます。建設業は、人々が生活をする上でなくてはならない仕事です。身近な所から考えれば、ご自身が住んでいる家、学校へ通う道、学校の建物、全て建設業者が作ったものです。もう少し広げてみても、空港、港、工場、全て建設業者が作ったものです。

 

  今度は小さくしてみましょう。毎日使っている水道、暑いとき寒いときに使うエアコンの設置、これも建設業です。

 

 ちょっとだけ考えてみてください。これら全てがなかったら、大変不便だと思います。

 もう、あるじゃないか。と思った方もいると思います。そうです、「今」はあります。しかし、形あるものは全て壊れるのです。

 

 皆さんの家や、道、学校、空港、橋、港、全て自然に壊れるのです。大きな震災がなくても、全てのものは、完成した瞬間から壊れ始めているのです。中々、そのことに気づきにくいのは、壊れたところが小さい間に、建設業者が直しているからです。

 

 目立たなくとも建設業は、縁の下の力持ちだと私は思っています。人々が安全に豊かに暮らせる縁の下の力持ちです。建設業では、皆さんの若い力は宝物です。是非、この業界に飛び込んできてください。

 

 

この記事に関するお問い合わせ先


   雇用環境・均等室 企画調整係 Tel : 024-536-2777

 

福島労働局 〒960-8021 福島市霞町1-46 福島合同庁舎

Copyright(c)2000-2016 Fukushima Labour Bureau.All rights reserved.