福島県知事からのメッセージ

 東日本大震災から11年が経過いたしました。
 この間、県民の皆さんの懸命な御努力と国内外からの温かい御支援により、各種拠点施設やインフラの整備進展、産業振興など、本県は着実に復興への歩みを進めてきました。
 一方で、復興の進捗に伴い新たな課題が顕在化しているほか、頻発する自然災害や今般の新型コロナウイルス感染症への対応など、いまだ多くの困難な課題を抱えています。
 そして、本県が抱えるもう一つの大きな課題が人口減少です。本県の就業者数は減少傾向にあり、あらゆる分野で人手不足が顕在化しています。
 社会活力の維持と持続的な経済発展のためには労働力の確保が不可欠です。
 そのため、安定的な雇用を創出する「しごとづくり」や、担い手となる「ひとづくり」に取り組むとともに、県外からの「人の流れ」を呼び込むことで好循環を生み出すなど、本県の強みをいかした施策を総合的かつ重点的に推進してまいります。
 本年4月にスタートする新しい福島県総合計画の下、若者や女性、高齢者などがいきいきと活躍できる社会とワーク・ライフ・バランスの実現に向け、魅力ある職場づくりや多様な人材の就業支援に取り組み、労使団体、福島労働局など、様々な関係機関と手を携えながら、「ふくしまで働くこと」の幸せを実感できる県づくりを進めてまいります。

 

 

                                   令和4年3月       

                                                福島県知事 内堀雅雄

 

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