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労働安全衛生法施行令及び特定化学物質障害予防規則等が改正されます

 ~ 特定化学物質として新たに11物質が追加されました ~

  

 職場における化学物質の取扱いによる健康障害の防止を図るため、厚生労働省では、発がん性などの有害性が疑われる化学物質のリスク評価を行っています。

  その結果、 ジメチル-2,2-ジクロロビニルホスフェイトについては、これを含む製剤を使った成形加工または包装の業務について、「特定化学物質障害予防規則」 の「アクリルアミド」と同様に、作業環境測定の実施、局所排気装置の設置など、事業者に対する規制 が必要であるとされました。また、発がんのおそれのある有機溶剤については、発がん性という有害性を勘案した規制を行うことが必要であり、「特定化学物質障害予防規則」の特別管理物質と同様に、作業記録の作成、記録の30年間の保存など、 事業者に対する規制 が必要であるとされ、特定化学物質障害予防規則等を改正しました  

 改正政省令・告示は、平成26年11月1日から施行・適用されます。

   なお、一部に経過措置があります。 

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特定化学物質に関する改正法令等(平成26年11月)の情報をお探しの方へ 

1  改正の概要・関係法令・関係通達・リーフレット等の情報はこちら(順次更新中) 

2  女性の就業制限に関する情報はこちら 

※ 今回の改正により、女性労働基準規則で、女性の就業を制限する対象となっている26の化学物質のうち、スチレン、テトラクロロエチレン(別名パークロルエチレン)、トリクロロエチレンも、現行の「有機溶剤中毒予防規則の措置対象物質」から「特定化学物質障害予防規則の措置対象物質」に移行します。これにより、この3物質を発散する屋内作業場で、特定化学物質障害予防規則の規定による作業環境測定の結果の評価により第3管理区分に区分された場合、その屋内作業場での業務について、女性の就業が禁止されます。

特定化学物質に追加する物質 

1.ジクロロメタンをはじめとする有機溶剤10物質を特定化学物質に移行

    胆管がん事案の原因物質の1つとして考えられるジクロロメタンを含めた、発がんのおそれがある有機溶剤10物質(※)について、「有機溶剤中毒予防規則の措置対象物質」から、「特定化学物質障害予防規則の措置対象物質」に移行します。

    これらの物質を使用して有機溶剤業務を行う場合には、現行の化学物質の発散を抑制するための設備の設置、作業環境測定の実施、特殊健康診断の実施、作業主任者の選任などの有機溶剤中毒予防規則に基づく措置に加え、健康診断や作業環境測定の結果、作業の記録などを30年保存することが義務付けられます

 

 ジクロロメタンをはじめとする発がんのおそれのある有機溶剤10物質

・ クロロホルム

・ 四塩化炭素

・ 1,4- ジオキサン

・ 1,2- ジクロロエタン(1,2-ジクロルエタン、別名二塩化エチレン)

・ ジクロロメタン(ジクロルメタン、別名二塩化メチレン)

・ スチレン

・ 1,1,2,2- テトラクロロエタン(1,1,2,2-テトラクロルエタン、別名四塩化アセチレン)

・ テトラクロロエチレン(テトラクロルエチレン、別名パークロルエチレン)

・ トリクロロエチレン(トリクロルエチレン)

・ メチルイソブチルケトン(MIBK)


2.ジメチル-2,2-ジクロロビニルホスフェイト(DDVP)を特定化学物質に追加

   ジメチル-2,2-ジクロロビニルホスフェイト(DDVP)を、化学物質による労働者の健康障害防止に係るリスク評価の結果に基づき、発がんのおそれのある物質として「特定化学物質障害予防規則の措置対象物質」に追加します。

   DDVPを含む製剤の成形、加工又は包装業務を行う場合には、新たに、化学物質の発散を抑制するための設備の設置、作業環境測定の実施、特殊健康診断の実施、作業主任者の選任などが義務付けられ、健康診断や作業環境測定の結果、作業の記録などを30年保存することが必要となります。 

最近の特定化学物質障害予防規則の改正情報はこちら

  平成19年12月の特定化学物質障害予防規則等の改正 - 平成20年3月1日施行 -

【改正物質】  ホルムアルデヒド、1,3-ブタジエン、硫酸ジエチル

【リーフレット】 ホルムアルデヒド、1,3-ブタジエン及び硫酸ジエチルに係る健康障害防止対策について 

○  平成20年11月の特定障害予防規則等の改正  - 平成21年4月1日施行 -

【改正物質】  ニッケル化合物(ニッケルカルボニルを除き、粉状の物に限る。)、砒素及びその化合物(アルシン及び砒化ガリウムを除く。)

【リーフレット】 ニッケル化合物、砒素及びその化合物関係等)に係るパンフレット

平成23年1月の特定化学物質障害予防規則等の改正 - 平成23年4月1日施行 - 

【改正物質】  酸化プロピレン、1,1-ジメチルヒドラジン、1,4-ジクロロ-2-ブテン、1,3-プロパンスルトン 

 【リーフレット】 酸化プロピレン・1,1-ジメチルヒドラジン・1,4-ジクロロ-2-ブテン・1,3-プロパンスルトン)に係るパンフレット  

平成24年10月の特定化学物質障害予防規則等の改正 - 平成25年1月1日施行 - 

【改正物質】  インジウム化合物、エチルベンゼン並びにコバルト及びその無機化合物

【リーフレット】 インジウム化合物、コバルト及びその無機化合物、エチルベンゼンに係るパンフレット 

【リーフレット】 エチルベンゼンに係る塗装業者の方向け

【リーフレット】 管理濃度の新設・変更などを行いました  

平成25年10月の特定化学物質障害予防規則等の改正 - 平成25年10月1日施行 - 

【改正物質】  1,2-ジクロロプロパン

【リーフレット】 1,2-ジクロロプロパンについて健康障害防止措置が義務づけられます

【リーフレット】 1,2-ジクロロプロパンが特定化学物質へ ~過去に業務従事していた労働者も健康管理が必要です~ 

化学物質等に関する情報をお探しの方へ

化学物質による健康障害防止対策ページはこちら

労働衛生関係のページはこちら 

平成26年度以降に施行予定の主な改正法令等(労働衛生関係)

労働安全衛生法 

  化学物質による健康被害が問題となった胆管がん事案など最近の労働災害の状況を踏まえ、労働者の安全と健康を確保するため、労働安全衛生対策の一層の充実を図ることを目的に改正労働安全衛生法が^平成26年12月1日から順次施行されています。

有機溶剤中毒予防規則 

  平成27年1月1日から有機溶剤による中毒が発生したときの応急措置に関する掲示内容が変わります。

 粉じん障害防止規則 

      平成26年7 月31日から屋外での岩石・鉱物の研磨・ばり取り作業も呼吸用保護具の使用対象になりました。

石綿障害予防規則 

  平成26年6月1日から、吹き付け石綿の除去についての措置、石綿を含む保温材や耐火被覆材などの取り扱いに関する規制が強化されました。

 化学物質による健康障害防止指針(がん原性指針)

  平成26年11月1日から、 がんを起こすおそれのある化学物質について労働者の健康障害を防止するための指針に新たに5物質を追加しました。  

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